レイルガーデンは、2013年7月13日、この場所で実弟の故・堀田健二の手によって創業しました。
しかしながら、彼は去る2020年10月10日に志半ばで突然死という形でこの世を去りました。
この店は、多くのファンの方々に支持をされて、ようやく軌道に乗ってきたという時のまさに青天の霹靂でありました。
恐らく故人にとっては、計り知れない無念であったことと察しております。
私は、東京・足立区で玉の湯という公衆浴場（銭湯）を主に営んでおりましたが、多くのレイルガーデンファンの皆さんからの要望の声や遺構となりかけた立派なジオラマを見て、急遽、兼業という形で店を引き継ぐ覚悟を決めました。
恐らく史上初の銭湯のオーナー兼レンタルレイアウトの経営者となりました。（それまでは、銭湯のロビーにジオラマを設置したという店はありましたが、独立したそれぞれの店を兼業している人は居ません。）
正直言って「鉄道模型については全くのド素人」です。しかし、多くのレイルガーデンファンの皆さんにいろんなことを教えていただきながら早期に店の再開に漕ぎ着けました。
これからは、この無限の可能性を秘めたジオラマを活用して、映像やショーなどへの用途開発やこの空間を通じてつながった多くの人々とのご縁を育てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。